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小林よしのり
2014.4.6 13:06

慰安婦の「性向」について


村山談話・河野談話に未来はあるか?

51回 米軍調査報告に見る慰安婦の実態(その2)

 

引き続きビルマ(ミャンマー)を占領した米軍が20名の

朝鮮人慰安婦と2名の日本の民間人を尋問して作成した

報告書を紹介していく。

 

多くは売春について無知・無教育で、仕事の内容も明らかに

されないまま集められた女性たち。

報告書には、「彼女たちが結んだ契約は、家族の借金返済に

充てるために前渡しされた金額に応じて6カ月から1年に

わたり、彼女たちを軍の規則と『慰安所の楼主』のための

役務に束縛した」とある。

要するに、家族の生活のために「身売り」させられたという、

貧困の時代にはどこにでもあった出来事である。

 

こうして徴集された女性およそ800人が1942820日ごろ、

慰安所の楼主」に連れられてラングーンに到着、ここから

ビルマの諸地方、通常は日本軍駐屯地の近くにあるかなりの

規模の都会に配属されたという。

そしてこの報告書は、ビルマ北部の都市ミッチナの慰安婦の

尋問によるものである。

次は慰安婦たちの「性向」の項目を全文引用しよう。

 

尋問により判明したところでは、平均的な朝鮮人慰安婦は

25歳ぐらいで、無教育、幼稚、気まぐれ、そして、

わがままである。

慰安婦は、日本的基準からいっても白人的基準からいっても、

美人ではない。

とかく自己中心的で、自分のことばかり話したがる。

見知らぬ人の前では、もの静かでとりすました態度を見せるが、

「女の手練手管を心得ている」。

自分の「職業」が嫌いだといっており、仕事のことについても

家族のことについても話したがらない。

捕虜としてミッチナやレドのアメリカ兵から親切な扱いを

受けたために、アメリカ兵のほうが日本兵よりも人情深いと

感じている。

慰安婦は中国兵とインド兵を怖がっている。

 

よく観察しているとしか言いようがない。

ある意味、典型的な娼婦の性格と言えよう。

家族のことについて話したがらないというのは、やはり

自分が家族に売られたことを認識しているためだろうかと、

やや悲哀を感じる。

だがいずれにしてもここに表れていることは

あくまでも「職業」であって、奴隷のごとき強制労働では

ないのである。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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